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観光大国ニッポンーいまめざすべき目標

観光大国日本

日本のおもてなしには特徴があります。まずは「無償」ということです。

アメリカのように、客に対してここまでやれば、このくらいのチップを払ってもらえるのは当然だという考えはありません。

まず、チップも含めたアメリカのサービス価格と日本のサービス価格が、ほぼ同じだというのがポイントだそうです。

日本のサービスにはサービスの対価は価格に含まれてますので、客にはサービスの良し悪しを価格に反映させる権利がありません。

フランスは約8,473万人の外国人観光客が訪れる世界有数の観光大国ですが、おもてなしが素晴らしいかと言うと、決してそのような評価ではありません。

課題の一つそしてホスピタリティーのなさが挙げられているように、むしろレベルが低いという印象だそうです。

中でもパリの人々のおもてなしが悪いという評判は、欧州でも非常に有名です。

日本の特徴

このことが示すように「おもてなし」というのは、観光大国の必須条件ではないように思われます

日本人が言うところのおもてなしの特徴は、「言われる前に自分達で考える」というスタイルのサービスであり、これは日本人同士だからこそ成り立ってきた部分でもあります。

日本人が違う人種や文化の異なる人たちの人数を全て読み取るのは不可能だと思うのです。

むしろ、日本のホテルや旅館レストランなどは、一方的に日本のやり方でサービスを押し付ける臨機応変がきかない、肩苦しいなどと酷評されているケースの方が多いそうです。

つまり、外国人が紹介しているのはあくまで「日本人の礼儀正しさや親切さ」であって、日本という国に「おもてなし」という高いホスピタリティの文化があるなどと思っている人は、かなりの少数派だということです

その意味でまずやらなくてはいけないのは、「日本のおもてなし文化」が、外国人から高く評価されているという国内の認識を一度疑ってみて、レベルアップする余地がないかどうかを考えることではないでしょうか