関心の幅を広げる

 

 人と話をしていたり、仕事をしているときなどに自分の興味や関心が狭く、持っている知識が少ないものだと感じるときがあります。

年を重ねると何かと気苦労なことが多くなり、若い時と違って悩みごとに時間をかけることが多くなったりします。

青春期の悩みと違って、経済的な悩み、家庭の悩みなど、到底一人では解決できない事柄であっても、社会的責任を負わされ、苦悩の日々を過ごしたりするのです。

必然的に社会情勢に疎くなったりもします。

 

高校を卒業して高校を卒業して進路を決める場合でも、社会への視野が狭ければ、進路を迷ったりもするのです。

視野を拡げるために、若いうちから都会に出て、海外に旅をするのは、そのためです。自分のものさしの尺度を広げるためです。ただ、これは若者たちの特権ではありません。

生きていく上で、環境に適応するためには必要なことでしょう。ですが、その人の視野に物差しにあてはめることではありません。

 

ただ、視野を広げようとすれば、今まで気づかなかった出来事に興味を抱くようになったりします。それが、些細なことではありますが、幸福度数が高まったりするのです。

技術的な問題もあるかもしれませんが、意識の中で受け入れて行く姿勢が必要です。

 

PHP11月号の特集は『くよくよする人・しない人』。
 加藤諦三さん(早稲田大学名誉教授)は、
 興味の幅を広げることである。そして自分の人生に目的ができれば、くよくよ悩むこともなくなる。自分の人生に目的を持つという基本的なことをしないで、ただくよくよするのを直そうと言っても無理である。ただくよくよする癖を直そう、直そうと思っても直せるものではない。

 

 自分の興味の幅を広げようとしないで、くよくよしないように努力しても、なかなか効果は上がらないだろう。

 くよくよし続けてしまうというのは、一つのことに心がとらわれているとも言えるでしょう。
 くよくよから抜け出すためには、他のことに心を切り替えられるといいのです。

 

 ところが切り替える対象が他になければ、切り替えようがありません。また、そのことを忘れるためには、集中できたり楽しめたり夢中になれたりすることのほうがいいでしょう。
 自分が本当にやりたいことある人は、くよくよしているのがもったいないのではないでしょうか。

 反対に、くよくよしやすい人は本当にやりたいことがない人が多いのでしょう。きびしい言い方をすれば、くよくよしてばかりいる人はヒマな人でしょう。

 

 やりたいことのヒントは、興味があることや好きなことです。そこで、興味や好きなことを広げることが大事なのだと思います。
 くよくよしているヒマがあったら、自分が幸せになれることをすればいいのでしょう。その中には、自分の夢や目標の実現を目指すことや愛する人を幸せにすることも含まれます。
 

自分の人生の目的がはっきりしている人は、その目的を果たすためにやりたいことがあるはずです。
 あまりくよくよしないようになるためにも、興味の幅を広げ、自分が本当にやりたいことをいろいろと見つけられるといいのではないでしょうか。