はじめに
もはや、Todoistは機能面、操作面において、タスク管理ツールのスタンダードとしての高い評価を得ているかと思われます。
このソフトの特徴は、優れたフィルター機能を利用してタスクの優先度、重要度に準じてタスクの状態を表示しする一般的な機能に対して、高度なフィルター機能を備えています。
Routineラベルでその日のタスクを作り上げる
タスク作成の基本は、毎日やるべきタスク、不定期にやるべきタスクの二通りをラベルとして作成することです。
毎日やるタスクのラベル(Routine)、不定期に繰り返しやるタスクのラベル(Routine2)
習慣性、継続性の高いタスクを整理することが先決事項です。(一応GTDの技術を前提としています)
タスクとして比較的大きく、継続性のあるタスクは、プロジェクトとして作成する方がいいかと思われます。
私の場合はおおよそ 2週間以上必要とするタスクはTrelloを使うようにしています。
三つめのラベル(Routine3)を プロジェクトとします。Trelloを使うほうがいいようです。
Todoistでタスクを構築する場合、以上の点を関心に置くと、継続的にツールを使い続けることができるのではないかと思われます。
TodoistとTrelloを融合したタスクの管理のすすめ
長期に渡り期限のあるタスクになってしまうと、 時系列、優先度、重要度だけでは不十分ところがあります。
やるべきタスク(Todo)と、進行中のタスク(Doing)、完了したタスク(Done)のリストを作成しプロジェクトの全体を視覚化すれば、個々のタスクの重複、過不足なく俯瞰して進めることができるのです。
一般的にはカンバン方式と呼ばれています。
視覚化することでプロジェクトの完成形をイメージしながら進めることができるのです。
このカンバン方式のラベルをRoution3とします。
IFTTTを使って、TodoistとTrelloを融合させる
IFTTTのツールはご存じの方も多いかと思います。
こちらをご参照ください。
Trelloで作成したタスクをTodoistに表示させる方法と、Todoistで作成したタスクをTrelloで表示させる方法があります。
それぞれを使い分けで見てはいかがでしょうか。
融合のポイント
TodoistとTrelloを使ってタスク管理とプロジェクト管理を分ける。
その手段として、TodoistにRoutine1,Routine2,Routine3のラベルを作成する。
IFTTTでTrelloとTodoistを連携させる。
デスクトップの画面は TrelloとTodoistを半分にして表示できるようにしてます。
思いついたタスクは Todoist のインボックスに入れるようにしています。
Todoistは習慣性を高めるための ツールとし、Trelloをプロジェクト遂行の中心に置く。
終わりに
一つのツールで全てを期待することは避けるべきです。
今は分からなくても、必要な機能は将来に見えてくることも考えられます。
優れたツールが今後開発されることは十分期待できることです。
これまでの説明の通りTodoistとTrelloを使い分けることは妥当性のあるやり方だと思われます。
職場で複数人で行う作業、腰を据えてやる作業につきましては、Trelloの画面を表示して、そこで記録していくようしています。
Trelloはタスクや案件を一覧で把握することができます。一覧性に優れているのです。
プロジェクトはすでに完了したタスクの中から新たな発見を得たりすることがあります。